夏の暑さもやわらぎ、
少しずつ秋の空気に変わってきた今日この頃。
我が家は娘の七五三の予定を組むのに大忙しです。
娘は7歳なので2回目の七五三ですが、
3歳の時はもっとバタバタしていました。
初めてのことだと何からどうしていいのか
わからないことだらけですよね。
どこの神社にお参りするのか、
着物はどうするのか、
親はどんな格好で行けばいいのか、
祖父母は一緒に行くのか行かないのか…。
そんな悩みが少しでも解決できるよう、
私が体験した七五三のことを
お話ししていきますね。
子どもは着物をきるけれど…
七五三といえば、
子どもの着物姿が思い浮かびますね。
着なれない着物を着て歩く姿は
とっても可愛らしいものです。
最近では洋装の子もいらっしゃいますが、
どれも普段では着ないような素敵な服装ですね。
では親はどんな格好をすればいいのでしょう。
子どもが晴れ着を着ているのに、
親が普段着ではチグハグです…。
それに神社へお参りへ行き、
ご祈祷してもらうわけですから、
それなりにきちっとした服装で行きたいものです。
母親の場合
ちなみに私はお宮参りの時と同じ服を着ました。
だからどんな服なの~!?
…ですよね。
それは主人と結婚する前に買った、
白いブラウスと黒いひざ丈のスカート。
足元は黒のパンプスでした。
なんともシンプルなお出かけ用の服装ですね。
ちょっといいレストランにも食べに行けるような、
セミフォーマルな服装をイメージして
購入したものです。
入学式のお母さんが着るような、
ちょっとパリっとした感じですね。
その服をお宮参りと娘3歳の七五三の時に
着用しました。
そして次の娘7歳の七五三にも着用しようと
考えております。
かれこれ10年は着ていますが、
着用する頻度がかなり少ないため、
重宝しています。
もともとそういう服を着ない生活なので、
もし私と同じように手持ちがないのであれば、
1セットはあってもいいと思います。
某大型スーパーの婦人服売り場でも購入できますし、
もっとキッチリしたいのであれば、
それなりのブランド店で購入してもいいですね。
そんな感じで私は洋装にしましたが、
着物で来られる方もいらっしゃいます。
その場合子どもより格下のものを選びましょう。
・訪問着や付け下げ
(訪問着よりも落ち着いた柄のもののこと)、
・色無地(中でも明るい色のもの)、
・江戸小紋
(全体的に柄が入っているセミフォーマルにも使えるもの)
なら問題ありません。
そして子どもが洋装なのであれば、
親も洋装でなければいけません。
それは洋装よりも和装のほうが
格上とされているためです。
七五三は子どもが主役なので、
子どもより目立たない格好が理想的ですね。
父親の場合
私の主人は普通の紺色のスーツで
七五三に挑みました。
普段はスーツを着る機会のない人なので、
若いころに購入したものでした。
そして私と同じく、
お宮参りから3歳の七五三、
保育園の入園&卒園式、
小学校の入学式、
と大活躍です。
ところが実は最近聞いた話なのですが、
3歳の七五三の頃から、
ズボンのホックが閉まらないとのこと。
スーツの上着のボタンで隠れるため、
なんとかごまかしていたそうです。
そして新しいスーツを購入する気もなく、
今現在7歳の七五三に向け、
絶賛ダイエット中…。
もういっそのこと新しいサイズのスーツを
購入してもらうつもりです。
(なんだかみっともないので…)
主人の話は置いといて…。
父親はやはりスーツでの参加が一般的です。
色は黒、紺、チャコールグレーといった
ダークカラーが主流です。
母親と同じように子どもより目立たないよう、
控えめで落ち着きのある印象のスーツがいいですね。
またご家庭によっては、
父親も着物で挑むかたもいらっしゃいます。
その場合もお子さんより格下の着物を選ぶようにして、
母親の着物と格を合わせます。
母親が訪問着なら、
父親はお召しの着物に羽織または羽織袴。
母親が色無地なら、
父親はお召し羽織袴。
母親が付け下げなら、
父親はお召しや紬の着物に羽織。
といった具合です。
着物って奥が深いですね…。
私は着物のなんたるかもわかっていないので、
今回調べるだけでも一苦労でした…(笑)
でもやっぱり家族で着物って素敵ですよね。
もちろんお子さんだけ着物、
母親と父親は洋装でもまったく問題ないので、
無理しないように準備をしていただけたらと思います。
まとめ
さていかがでしたでしょうか。
この記事を書くまでは、
今年の娘7歳の七五三は、
娘は着物、私と主人は洋装、と
なんの疑いもなくそうしようと思っていましたが。
いや実際そうするんですが。
着物のことを調べているうちに、
めちゃくちゃ着物推しに
なってしまった自分がいます。
予算的に絶対不可能なんですけどね…トホホ…。
でもほんとに何度も言うようですが、
七五三は子どもが主役の行事ですので、
そこだけは忘れないように。
あくまで親は付添人ということを
覚えておいてください。
そして家族全体のバランスが崩れないよう、
母親と父親間でも配色などに気をつけて、
衣装選びをしてみてくださいね。
(我が家はまた子どもの着物だけが変わった
記念写真になりそうです…。)
最期までお付き合いくださり
ありがとうございました。