休みの日、特に予定を入れずに
おうちでまったり過ごしたい…。
外は雨模様でお出かけはできないから、
おうちでまったり過ごそう…。
『どんだけまったり過ごしたいんだー!』
という声が聞こえてきそうですが、
皆さんもそう思うときありませんか?
そうしておうちでまったりしていると、
さっきまで一人で遊んでいた娘が
『次は何して遊んだらいい?』
と聞いてきます。
「え~、そんなの自分で考えてよ―。」
なんて言えません。
あれこれ提案してみるも、
『そんな気分じゃないんだよなぁ~。』
とお気に召さない様子。
さてどうしよう。
おうちでできる遊びって何があるんだろう?
一緒に遊ぶにしても、
一人で遊んでいただくにしても、
何が良いのか…。
私もよく考えていました。
我が家では何をしていたか、
参考までにお話しさせていただきますね。
創作物を作る
見出しが重々しくなってしまいましたが、
うちの子は工作が好きです。
小さいころから、
何やら切ったり貼ったりをしていました。
何を作っているのか私は知らず、
子どもの発想力にすべてを任せ、
そのお手伝いをすることもありました。
途中で何かおかしなことをしている
と思っても見守ります。
(危険な場合は止めますけどね。)
一緒に遊ぶというよりかは、
好きにしてるのを見守る、
という方が正しいです。
集中しだすと
時間はあっという間にすぎるので、
お部屋遊びにもってこいです。
もちろん親子でできる工作も、
今は調べればいくらでも出てきますので、
一緒にするのも楽しいと思います。
工作以外では、
お絵かきをよくしていました。
我が家では汚れるのを覚悟の上で、
絵の具を使わせていましたよ。
床に透明のテーブルクロスを引き、
画用紙を置き、
絵の具を置き、
バケツを置き…
子どもにはエプロンを着てもらい、
『あとはお好きにどうぞ!』
というスタイル…。
今思い返してみれば、
すごい放任主義ですね、私…。
でも、
「汚れるからやっちゃダメ!」
とかは言いませんでした。
手のひら足の裏に絵の具を塗って、
画用紙にペタペタしたりとかも、
片づける前なら容認していました。
何度子どもの脇をかかえて
お風呂場に行ったことか…。
でも、汚れることを覚悟してしまえば、
子どもにとっては良い遊びです。
準備に時間はかかるけれど、
出来上がった子どもの絵は
素晴らしい芸術作品にもなります。
興味と勇気のある方は、
ぜひトライしてみてはいかがでしょう。
創作物のくくりに入るかは謎ですが、
塗り絵もしていました。
私も大人用の塗り絵を買って、
二人で黙々と塗り、
『その色使い、いいね。』
とお互いにほめ合います。
また子どもが指定した場所の
色を決めたり、
子どもの塗り絵を
大人が本気で塗ってみたり…。
一人でするよりずっと楽しいですよ。
私は塗り絵自体嫌いじゃないんですけど、
一人でやるとすぐ飽きちゃうんですよね…。
でも子どもがいろんな塗り方の提案をしてくれるので、
誰かと一緒にするのも楽しいものなんだな、
と思えるようになりました。
こういう創作物の遊びをしてきたからか、
うちの子はもっぱらインドアな子になりました。
休みの日は家でゆっくりしたいというし、
100円ショップに行っては、
次の創作物の材料を
買いあさったりしたりします。
もう今は、
『何をしたらいい?』
の質問もなく自分で考えて
いろいろ遊んでくれるようになりました。
あの時のほったらかしの創作活動が
子どものためになったのかな…と思います。
本気でごっこ遊び
うちの子は一人ごっこ遊びをよくしています。
お人形やぬいぐるみを使って、
自分の中で設定を作って、
実に優秀な演出家です。
そしてたまに、
『おかあさんも一緒にやって。』
とスカウトされることがありました。
そういうとき、
『ちょっとめんどくさいな…。』
と思うのですが思い切ってやるのです。
本気で!
『おかあさんはこの子持って。』
と人形を渡され、
よ~い!アクション!!
可愛いお人形さんに
ダミ声を当ててみたり、
うさぎさんのぬいぐるみに、
オネエの役をさせてみたり。
『ちっがーう!!もう!ちゃんとして!』
と監督から怒られたりしますが、
正直楽しいです。
しかも私だけじゃなく、
主人も参戦することがありました。
二人のポンコツ役者を前に、
子どもはやれやれ…という感じでしたが、
まんざらでもなかったようです(笑)
お気づきでしょうか?
この本気でするというのは、
子ども目線ではなく大人も全力を出す、
ということです。
設定も生ぬるいものではないですし、
優しい世界ばかりではありませんよ…。
それはさておき。
そんな大人の全力のごっこ遊びを
体験したからなのかある日、
某お人形さんが足に紐を結ばれ、
私の鏡台の椅子に逆さ吊りにされていました。
ホラーですよね…。
子どもの精神状態を疑いましたが、
本人はケロっと、
『今、悪い奴につかまってしまった。』
と教えてくれます。
それにしてもその表現力よ…。
今のところうちの子の精神状態は、
おそらく普通だと思います。
暴力的でもなく、
悲観的でもなく、
小学校でもだ誰とでも仲良くできていますし、
先生にも『このまま大きくなってほしいですね。』
といわれるくらい問題はありません。
きっと表現力がすごいのでしょう、
あのごっこ遊びのおかげで…。
(と思うことにします。)
ただ一つ大人の本気を見せてもいいですけど、
子どもが悲しむ設定だけは避けましょう。
遊びは楽しくてなんぼです。
子どもが楽しめる範囲でお願いします。
まとめ
以上、うちの子がしていた室内遊びでした。
他にも某動画サイトで動画を見たり、
ゲームをしたりデジタル機器(?)
を使うこともあります。
某動画サイトの影響か、
自分で動画を撮影したりもします。
私が放任主義だからか、
割と一人で遊んでいる子になりました。
けれど、
声をかけられれば子どもの話を聞き、
出来上がった創作物には
最高の誉め言葉をかけ、
一緒に何かしようと誘われれば一緒にする。
私もそれだけは心がけてきました。
皆さんもお子さんを大切にすることはもちろん、
上手にお部屋遊びに付き合うことができればいいですね。
なんでも本気を出せば意外と楽しいものなので、
内容はなんであれ、
ご自身が楽しむことも忘れないで下さいね。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。