生後6ヶ月ごろから個人差はありますが
赤ちゃんはずりばい・ハイハイを始めます。
寝ているだけの時とは違い
赤ちゃんに危険がないように
お部屋づくりをして
環境を整えてあげる必要があります。
この時期は色々なものに興味を示し、
なんでも口に入れて確かめる時期です。
どんなものでも置いておくと誤飲に繋がったり、
赤ちゃんが怪我をしてしまう危険があります。
この記事では一児の母である私の経験をもとに、
ハイハイ時期の部屋づくりのポイントをご紹介します。
赤ちゃんの安全を第一に考えた部屋づくり
赤ちゃんは何が安全で何が危険か分かりません。
大人である親が赤ちゃんに危ないものは
手の届かない場所に置き、
赤ちゃんが触って大丈夫なものだけを
手の届く範囲に置きましょう。
また赤ちゃんがハイハイして動き出すと、
目を離せなくなりますが、
完全に目を離さないことは難しいですよね。
少し家事や用事をするのに
目を離すことはあると思います。
ただお部屋の環境が危ないと、
少し目を離すことが大変な状況を
作り出すことになりかねません。
絵本を食べてしまったり、
小さなおもちゃを飲み込んでしまう、
ということもあり得ます。
その為にママが少し離れていても
大丈夫な環境を作りましょう。
次からは部屋づくりの際に気をつける
3つのポイントを紹介します。
ずりばい・ハイハイ期に気をつけるべき3つ
1.誤飲しそうな小さいものを置かない
これは必ず守りましょう。
私も子がずりばいを始めた時、
まずこれに気をつけました。
赤ちゃんの口に入ってしまう物の大きさは、
トイレットペーパーの芯直径より
小さいものです。
芯の直径は38mm、4cm弱ですね。
お部屋に小さいものがある時は、
トイレットペーパーの芯を
通るか通らないかで判断しましょう。
ちなみに私が子供を預けた保育園では
0~1歳クラスはトイレットペーパーの芯より
小さいおもちゃは置いていないということでした。
誤飲を防ぐのに鉄則のルールだと言えます。
私の友人に上の子が3歳、
下の子が3ヶ月のご家庭があるのですが、
上の子がいるとどうしても小さいおもちゃがあり、
それを全て片付けるのは無理で苦労しているようです。
下の子が動き出したらどうしようかな…と
悩んでいるとのことです。
私がしたアドバイスは、
上の子が小さいおもちゃを出して遊ぶ際には、
必ず親の目が届く範囲で遊んでもらうこと、
上の子のおもちゃと下の子のおもちゃを
置く場所を明確に分けることです。
上の子のおもちゃを置く場所を
必ず決めておくことで、
下の子がそこに近づいた時に
警戒することができますよね。
まだ赤ちゃんがずりばい・ハイハイを始めていなくても
動き出したらすぐ環境を整えられるように、
今のうちからイメージしておくと
良いかもしれませんね。
2.床掃除をこまめに行う
赤ちゃんは好奇心旺盛。
どんどん行動範囲が広がります。
リビングやキッチン、廊下など、
行きたい場所へ行き回り、
その時に床に食べこぼしやホコリなど
落ちていると何だろう?と気になって
口に入れてしまいます。
なのでこの時期は、
なるべく毎日掃除機と拭き掃除をしましょう。
私も最初は少し面倒だなと思っていましたが、
赤ちゃんの行動範囲がどんどん広がり、
掃除せざるを得なくなりました(笑)
掃除だけだと意外と小さい米粒やゴミなど、
取りきれないものもあるので、
フキ掃除もセットで行いましょう。
赤ちゃんのヨダレで床も汚れるので、
私は赤ちゃんの為と言うよりは、
毎日床掃除ができて家がピカピカで嬉しい!
と思いながら掃除して、
なるべく面倒だと思わないようにしていました。
考え方ひとつで、
家事に対するモチベーションも変わります!
3.目をなるべく離さない
私の経験上やっぱりこれが一番大事です。
まだほとんど動かない時はまだ良いですが、
昨日まで行けなかった場所に次の日は
勝手にずりばいしていたり、
えっ、もうこんなに動くの!?
とびっくりすることも度々ありました。
私がヒヤッとしたのは、
少し目を離しているスキに床においていた
私のカバンの中を漁っていたり、
私の手帳を手で引っ張り出して
食べていたことがありました。
どちらも昨日まで全然していなかったのに、
急にやり始めました。
カバンの中には小さい小物もあるし、
手帳は紙なので口に入れたら
ちぎれて食べてしまいます。
すぐ気付いたので大丈夫でしたが、
もし私が用事に気をとられて
誤飲していたかと思うと、
ゾッとしました。
いつもより静かだったり、
いつもと違う音が聞こえたら要注意。
用事は後回しにして
すぐに赤ちゃんの元へ行きましょう。
用事は後でできても、
誤飲はすぐに気付かないと
取り返しがつかなくなります。
なので少し目を離しても
大丈夫な環境を整えつつ、
少し目を離す間も
こまめに赤ちゃんの様子を確認したり、
何かおかしいと思ったら
すぐに赤ちゃんの元へかけつけましょう。
部屋が狭いと発達に良くない?
私は部屋の広さはあまり関係ないと思います。
私の子供がずりばいの時
家の間取りは2DKで
決して広い家ではありませんでした。
その中でも同じ場所を
何回もぐるぐる回ったり、
ベッドや棚などにつかまり立ちを始めて、
今ある環境の中で自由に動き回って
楽しんでいました。
どうしてもの時はサークルの中に入れたりも
していましたが発達も特に問題なく育っています。
部屋の広さよりも今の環境の中で
赤ちゃんの興味を引くものをそろえてあげたり、
安全に遊ばせてあげることで、
赤ちゃんの心身の発達を促してあげましょう。
まとめ
ずりばい・ハイハイを始めたら、
親はますます目を離せなくなります。
その分できることも増えて
可愛さも増し増しです♪
赤ちゃんに安全な環境をつくってあげて、
今しかない可愛い姿を
一緒に楽しんであげてくださいね。
最期までお付き合いくださり
ありがとうございました。