生きている時間が長くなってくると、
どうしてもつらい事を
避けて通れない時がやってきますよね。
しかもそういう時って負のスパイラルで
つらい事が次々とやってくると思いませんか?
『どうして私ばっかり…!?』
と考え込み、
全てが嫌になってしまうこともあります。
そんな時皆さんは
どうやって乗り越えているのでしょうか。
・誰かに話を聞いてもらう?
・一人でストレスを発散させる?
それとも、
一人で抱え込んで、
そういう時期が過ぎ去るのを耐え忍びますか?
私が今より少しだけ若かった頃、
誰にも話せず一人で抱え込んで、
精神的に病んでしまった時期がありました。
その頃のことを思うと、
皆さんには同じようになってほしくなくて、
この記事を書こうと思いました。
気休め程度ですが、
どうぞ目を通してみてくださいね。
人生、つらいことばかり
つらいことばかりが続くと、
マイナスな方向にしか
物事を考えられなくなります。
そんな自分に気がついて、
何とか考え方を変えようとするけれど、
なかなかうまくいかないんですよね…。
さらに、
他の人をうらやんだり、
妬ましく思ったりしてしまうことも…。
そう思ってしまう自分を責めてしまったり…。
そういう時にこそマイナス思考や
負のスパイラルから
抜け出さなきゃいけないのですが、
なかなか難しいですよね。
一番手っ取り早いのは、
誰かに話を聞いてもらうこと。
ですが家族や友人たちに聞いてもらうのも
気が引けると思います。
私はそういう時、匿名のSNSを利用していました。
誰に届くかわからない、チャットのようなものです。
今は家族がいるので
日々のつらい話を聞いてくれる人がいますが、
若いころは一人暮らしをしていたので、
なかなか話を聞いてもらえる機会がありませんでした。
どんな人が自分のメッセージを
受け取ってくれるかはわかりませんし、
もしかしたら逆に否定されちゃうこともあります。
でも一人で抱え込んでいるよりかは
はるかにいい行動です。
友達や家族だと、
『こんな話聞いてもらって、なんだか申し訳ない…』
なんて思ってしまうこともあったりします。
SNSですと、どこで何をしているかわからない人なので、
あとくされがないのがいいのです。
もしそれすら気を使ってしまう、
もしくは、
どこの誰かもわからない人に聞いてもらう事すら嫌だ、
という人は、
自分の気持ちをあるがまま、
紙に書き出してみてください。
どんなにキタナイ言葉でもいいんです。
こんなの人に見せられない…
というぐらい、
マイナスやドロドロした感情でもいいんです。
誰かの悪口やねたみやひがみでもいいんです。
ずっと抱え込んできた悲しみなんかも
書いてみましょう。
自分でさえも読み返せないような
グチャグチャの字で、
思いっきり書きなぐってみるのもいいですね。
自分がもういいやと思うまで書き出したら
その紙をびりびりに破いて捨てましょう。
するとなぜだか少し、
心が軽くなっているはずです。
気持ちが軽くなると、
マイナス思考から抜け出しやすくなります。
つらいことばかりでなく、
ほんの少しの良いことにも目がいくようになります。
あとはその少しの良いことを見つけ、
心の中に積み重ねていくだけです。
気がついたら、
つらいことばかりの日々から抜け出していますよ。
一度、ぜひ試してみて下さいね。
人生はつらいことばかり…ではないことを
忘れないでください。
気分の良い方へ、自分を導く
さて、つらいことが立て続けに起こり、
ナーバスになってしまった時。
きっと何をしても楽しくなかったり、
そもそも何をするのも
おっくうになってしまうこともありますよね。
でもそんな時こそ、
気分転換が必要なのです。
特に自分の好きな事、趣味などに没頭したり、
自分の好きな食べ物を食べたり、
自分が喜ぶことをしてみて下さい。
忙しくてそんな時間ないよ…
なんて言わずに大事な事ですよ。
ほんの少しの時間でもいいので、
自分を喜ばせてあげてください。
先ほどもお話ししましたが、
つらい事が続いて、気持ちが落ち込んでいると、
本当にどんどんと負の連鎖が続いてしまうのです。
そして、そんな自分の気持ちを救えるのは、
自分だけなのです。
言い回しは少し違うかもしれませんが、
ある芸人さんが言っていた言葉、
ご存じでしょうか?
『自分の機嫌は自分で取る』
私は友人からこの言葉を教えてもらったのですが、
目からウロコでした。
よくよく考えたら、当たり前のことですよね。
でもそれができていない人がいるのは事実です。
(私もできていませんでした…)
その言葉を知ってからというもの、
なんだか客観的に、自分の感情を分析することが
できるようになりました。
落ち込んでいたり、
イライラしていたり、
そんな時には少し立ち止まり、
自分のための時間を作りました。
そうするといつの間にか
ニュートラルな自分に戻るのです。
自分の気持ちは結局は自分次第です。
つらい時こそ自分の気持ちをしっかり抱きしめてあげて、
自分を喜ばせることをしてみましょう。
きっとこれまでより早く立ち直れることだと思います。
まとめ
つらい事が続いたときの対処法、
伝わりましたでしょうか?
そもそも、あなたにとってのつらさは、
他の人からしたら、
そんなにつらい事でもないかもしれません。
人それぞれの価値観なので、
やはり最終的には自分で乗り越えるしかないのです。
私もこれまでたくさんのつらい事があり、
精神的に参ってしまうこともありました。
そうして、
少しずつ乗り越えてきたことで、
総経験してきたことで
過去のつらさは今の私にとっては
なんと軽石のように軽く、
何事もなかったように、
なんでもありません。
前向きに考える思考も、
落ち込んでいく気持ちを止められる冷静さも、
過去の私がつらいことを乗り越えてきたからこそ、
得られた強さです。
今はわからないかもしれません。
けれど、あなたもきっと、
そういう強さを得られる日がきます!
人生はつらい事ばかりじゃありません。
つらかった分、いいことも必ず起こります。
なので自分に負けないで下さいね。
あなた自身に、
どうか優しくしてあげて下さいね…。
『自分の機嫌は自分で取る』
です。
最期までお付き合いくださり、ありがとうございます。