秋が深まる10月、青森県弘前市では、まるで絵画のような紅葉風景が広がります。「弘前城紅葉まつり」は、歴史ある弘前城と色鮮やかな紅葉、そして幻想的なライトアップが融合する秋の風物詩。この記事では、見頃の時期やライトアップ情報、アクセス方法から周辺の観光・グルメまで、まつりを100%楽しむための完全ガイドをお届けします。

🍁弘前城紅葉まつり 2025|まとめ早見表
項目 |
内容 |
開催期間 |
2025年10月18日(土)〜11月10日(月)予定 |
紅葉の見頃 |
10月25日〜11月5日頃(例年のピーク) |
ライトアップ |
日没〜21:00(最終入園 20:30) |
入園料 |
無料(※一部有料エリアあり) |
アクセス |
JR弘前駅よりバス約15分/車は臨時駐車場あり |
おすすめ時間帯 |
午前中(静か)・夕方〜夜(光の演出) |
人気撮影スポット |
下乗橋・杉の大橋・植物園の紅葉トンネル |
周辺の見どころ |
藤田記念庭園/れんが倉庫美術館/ねぷた村 |
ご当地グルメ |
アップルパイ/中みそ/けの汁/津軽そば |
宿泊のおすすめ |
弘前市街地のホテル/百沢温泉・嶽温泉郷 |
便利なリンク |
弘前観光コンベンション協会公式サイト |


弘前城の紅葉まつりってどんなイベント?
青森県弘前市にある弘前城は、桜の名所として全国的に有名ですが、実は「紅葉の名所」としても高い評価を受けています。毎年秋になると、弘前城公園では「紅葉まつり」が開催され、モミジやイチョウが鮮やかに色づきます。江戸時代から続く歴史ある城と、赤や黄に染まる木々のコントラストは、まるで絵画のような美しさです。本章では、紅葉まつりの開催概要や公園の魅力、見逃せないスポットや地元民だからこそ知る楽しみ方、そして実際に訪れた人たちのリアルな口コミまで、初めての方でも楽しめるよう丁寧にご紹介します。
弘前城紅葉まつりの開催概要
弘前城紅葉まつりは、青森県弘前市にある弘前公園(旧弘前城跡)で毎年秋に開催される人気のイベントです。弘前さくらまつりで有名なこの場所ですが、実は紅葉の名所としても知られており、秋になるとモミジやカエデが美しく色づき、赤・黄・オレンジのグラデーションが公園全体を包み込みます。
まつりの期間は例年10月中旬から11月上旬まで。2025年は【10月18日〜11月10日】の開催が予定されています。この期間中は紅葉のライトアップや露店の出店、ガイドツアーなど、昼も夜も楽しめる企画が盛りだくさん。入場料は無料(一部有料エリアあり)で、気軽に立ち寄れるのも魅力のひとつです。
観光客だけでなく、地元の人々にも親しまれているこのまつり。昼は家族連れ、夜はライトアップを楽しむカップルや写真好きな人たちでにぎわいます。まさに弘前の秋を代表する一大イベントといえるでしょう。
秋の弘前城公園の魅力とは?
弘前城公園の秋は、まさに「日本の秋」の風情が味わえる絶景スポットです。春は桜で埋め尽くされるこの場所が、秋になるとモミジやイチョウの赤や黄に彩られ、歴史ある城郭と紅葉のコラボが楽しめます。特に、天守と紅葉の取り合わせは「インスタ映え」間違いなし。
園内には約1000本のカエデや300本以上のイチョウが植えられており、紅葉の彩りが場所ごとに変化するのも見どころです。さらに、公園内には堀や橋、石垣などが多く、紅葉とのコントラストが際立ちます。
また、園内のベンチや散策路も整備されているので、のんびりとした紅葉散歩にもぴったり。歴史・自然・文化が融合する弘前城公園の紅葉は、ほかの紅葉スポットとはひと味違った魅力を持っています。
見どころのスポットベスト5
弘前城紅葉まつりでぜひ訪れてほしい見どころスポットを厳選してご紹介します。
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天守周辺の紅葉回廊
弘前城の天守を囲む紅葉はまさに絶景。赤く色づいたモミジと白壁の天守の対比が美しい。
-
下乗橋(げじょうばし)からの眺め
定番の撮影スポット。石垣と紅葉が水面に映る風景はまさにポストカードのよう。
-
杉の大橋付近のライトアップエリア
夜になると幻想的にライトアップされる人気スポット。昼とは違った雰囲気が楽しめます。
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弘前市植物園内の紅葉トンネル
有料エリアですが、色とりどりの紅葉が頭上を覆う道は圧巻。写真好きには特におすすめ。
-
北の郭(きたのくるわ)付近の静かな紅葉
人が少なめで落ち着いて紅葉を楽しめる穴場。散策にぴったりのエリアです。
地元民が語る「ここだけは外せない」ポイント
観光客にはあまり知られていない、地元の人がこっそりおすすめする紅葉まつりの楽しみ方をご紹介します。
まず、「朝の弘前公園」は非常に穴場です。朝8時〜9時頃に訪れると、観光客が少なく、静かな雰囲気の中で紅葉をじっくり楽しめます。また、落ち葉が積もる園路を歩くのも風情があります。
次におすすめなのが「露店グルメ」。紅葉まつりの期間中は公園内外にたくさんの屋台が並び、りんごを使ったスイーツや津軽の郷土料理が楽しめます。特に、津軽焼きそばやけのこ汁は冷えた体にしみわたる美味しさです。
最後にもうひとつ。地元の人の間では「ライトアップ開始前の薄暮の時間」が一番キレイだと言われています。空が青から紫に変わる時間帯、紅葉と城が柔らかな光に包まれ、幻想的な光景が広がります。
過去の来場者の口コミ・感想まとめ
紅葉まつりを訪れた人たちの口コミから、実際の魅力をチェックしてみましょう。
年 |
来場者の声 |
2022年 |
「紅葉とお城の景色が想像以上!写真が止まらなかった」 |
2023年 |
「朝に行ったら静かで気持ちよかった。露店のりんごスイーツも美味しかった」 |
2024年 |
「夜のライトアップが最高。彼女と行って大満足です」 |
2024年 |
「子ども連れでも安心。トイレも多く、ベビーカーでも歩きやすかった」 |
2024年 |
「紅葉のトンネルが幻想的!有料エリアも行く価値あり」 |
多くの人が「想像以上」「また来たい」と感じている様子が伝わりますね。

紅葉の見頃とおすすめの観賞時期
紅葉まつりを最大限に楽しむためには、「いつ行くか」がとても重要です。弘前城の紅葉は気温や天候により毎年少しずつ見頃が変わりますが、過去の傾向や天候予測をもとにすれば、ベストな観賞時期をある程度予測できます。この章では、例年の色づきカレンダーや今年の見頃予想、観賞におすすめの時間帯、そして天候による紅葉の変化といった“計画のカギ”を詳しく解説。快適に、そして美しい紅葉を楽しむためのヒントが満載です。
弘前城の紅葉が色づく時期はいつ?
弘前城の紅葉は例年10月中旬から色づき始め、10月下旬〜11月上旬にかけてピークを迎えます。カエデやモミジが真っ赤に染まり、イチョウが黄金色に輝く様子はまるで絵画のようです。
気温が下がるタイミングや朝晩の冷え込みによって色づき方が左右されるため、その年によって若干のずれがありますが、一般的には10月25日〜11月3日ごろが最も美しいとされています。
見頃に合わせてライトアップも行われるため、できればこの期間に訪れるのがベストです。
例年の見頃カレンダーと気候の傾向
弘前城公園の紅葉は、毎年の気温や天候によって見頃のタイミングが微妙に変わります。過去数年のデータを参考にすると、紅葉のピークは10月下旬〜11月上旬が最も多くなっています。特に10月25日から11月3日前後が「ベストタイミング」とされ、多くの観光客が訪れる期間です。
以下は参考となる例年の見頃カレンダーです:
年 |
色づき始め |
見頃ピーク |
落葉開始 |
2022年 |
10月15日 |
10月26日〜11月3日 |
11月7日 |
2023年 |
10月18日 |
10月28日〜11月5日 |
11月10日 |
2024年 |
10月17日 |
10月25日〜11月2日 |
11月6日 |
弘前の秋は朝晩の冷え込みが強くなり、紅葉に適した「寒暖差」がしっかりとあるのが特徴です。日中は過ごしやすいですが、朝晩は10℃を下回ることもあり、防寒対策が必要です。また、紅葉の美しさを左右するのが晴天の日。できれば雨の日は避け、晴れた日を狙って訪れると、より鮮やかな景色が楽しめます。
2025年の紅葉予想と注意点
2025年の紅葉は、9月〜10月初旬の気温がやや高めになると予想されており、例年より数日遅れての見頃スタートになる可能性があります。現在の長期予報を元にすると、10月28日〜11月5日頃が紅葉のピークになると見込まれています。
ただし、自然相手なので、あくまでも予想は目安に過ぎません。弘前市や弘前観光コンベンション協会の公式サイトでは、紅葉の色づき状況が写真付きで日々更新されるので、旅行前に必ずチェックしておくのがおすすめです。
また、紅葉の美しさを楽しむためには、朝霧や霜に注意が必要。特に朝早い時間帯は湿気で葉が濡れていたり、霜が降りていたりする場合がありますので、歩きやすい靴と防水対策は必須です。
紅葉の見頃直前は混雑が激しくなるため、ホテルや交通機関の予約も早めに済ませておくのが安心です。
午前と夕方、どちらがベストタイム?
紅葉観賞にベストな時間帯は、何を重視するかによって変わります。静かにゆっくり紅葉を楽しみたいなら、午前中の早い時間がおすすめです。朝8時〜10時の間は、まだ観光客が少なく、園内も落ち着いています。朝露に濡れた紅葉はしっとりと美しく、静寂の中でじっくり鑑賞できます。
一方、光のコントラストや色鮮やかな紅葉の写真を撮りたい人には、午後3時〜夕方5時の「西日タイム」がベスト。夕陽が木々を照らし、赤や黄が一層深みを増して輝きます。この時間帯は逆光や斜光が演出効果を高め、写真映えも抜群です。
また、日没後のライトアップとの“つなぎ”として、夕暮れの時間帯からそのまま夜の幻想的な風景を楽しむのもおすすめ。時間に余裕がある人は、午前と夕方の両方に訪れて、違った表情の紅葉を比べてみるのも贅沢な楽しみ方です。
天気による紅葉の変化とチェック方法
紅葉の色づきは天候によって大きく左右されます。日中と夜間の気温差が大きいと色が濃くなり、晴れの日が続くと葉が傷まず、きれいな紅葉になります。一方で、強風や長雨が続くと、葉が早く落ちてしまったり、色づく前に傷んでしまうこともあります。
そのため、訪れる数日前からの天気予報チェックは必須です。おすすめは以下の天気・紅葉情報のチェック手段:
スマートフォンで簡単に確認できるので、当日の朝でも現地の様子をチェックしてから出発するのが◎。また、急な雨や風に備えて、折りたたみ傘や防風パーカーがあると安心です。


夜の幻想世界へ|ライトアップ完全ガイド
弘前城紅葉まつりの楽しみは、昼間だけではありません。日が沈むと公園内の紅葉が幻想的にライトアップされ、昼とはまったく違う魅力が広がります。歴史ある天守や石垣、橋と紅葉が織りなす光の世界は、まるで映画のワンシーンのよう。特に写真好きやカップルに人気のスポットとして知られ、SNSでも話題に。ここではライトアップの開催時間やスポット紹介、映える撮影テクニック、そしてライトアップ限定のグルメやイベントまで、夜を120%楽しむための情報を網羅してご紹介します。
ライトアップのスケジュールと点灯時間
弘前城紅葉まつりの醍醐味のひとつが、夜に行われるライトアップです。昼の紅葉が夕暮れから闇に染まっていく中、やさしい光に照らされた木々が幻想的な世界を作り出します。
2025年のライトアップは、まつり開催期間中の10月18日〜11月10日まで毎日行われる予定で、点灯時間は**日没〜21:00(最終入園20:30)**です。日没は10月下旬で16:30〜17:00頃なので、早めに訪れると「薄暮からライトアップ」への移り変わりを楽しめます。
エリアごとに照明の演出が異なり、和風の行燈で照らされる道や、木々を下からライトで照らし上げるダイナミックな演出など、まるで映画のワンシーンのよう。昼間とはまったく違う表情の弘前城を体感できます。
照明はLEDを中心に使用しており、目に優しく柔らかな光が特徴。防寒対策をしっかりして、秋の夜長を楽しみましょう。
ライトアップエリアと見どころ紹介
弘前城紅葉まつりでは、園内の複数エリアでライトアップが行われます。それぞれ異なる雰囲気を楽しめるので、時間に余裕があればぜひすべて回ってみてください。
まず外せないのが「下乗橋(げじょうばし)周辺」。赤く色づいた木々と石垣、そして天守がライトに照らされて水面に映る景色は息をのむ美しさです。ここは多くのカメラマンが集まる人気スポットでもあります。
続いて「杉の大橋〜北の郭エリア」は、広々とした空間に紅葉と古木が点在し、幻想的な空気に包まれます。特に杉の大橋のライトアップは、橋の下からも照らされる構造になっており、立体的な美しさが魅力です。
また、「弘前市植物園(有料エリア)」ではプロジェクションマッピングや音と光の演出が行われる年もあり、まるでテーマパークのような雰囲気が楽しめます。
どのエリアも舗装された道が多く、歩きやすく整備されていますが、夜は冷え込むので暖かい服装と歩きやすい靴での散策がおすすめです。
写真映え抜群の撮影スポット特集
ライトアップ期間中は、紅葉と弘前城のコラボレーションによる“映える”写真が撮れるスポットがたくさんあります。ここでは特に人気の高いスポットを3つご紹介します。
1つ目は「下乗橋からの天守撮影」。ここでは、天守と赤く染まったモミジ、そして水面に反射するライトアップの景色が同時に収まります。三脚を使って長時間露光すれば、まるで絵画のような写真に。
2つ目は「追手門から続くイチョウ並木」。黄金色に輝くイチョウ並木は、アーチ状になっており、夜はライトで下から照らされて幻想的なトンネルになります。ポートレート撮影にもおすすめの場所です。
3つ目は「弘前市植物園の紅葉トンネル」。ここでは色とりどりのカエデが頭上を覆い、下からライトが照らすことで立体感が出て、まるで夢の中のような空間に。スマホでも美しく撮れる場所として人気です。
また、撮影時には他の観光客の邪魔にならないようマナーを守ることも大切です。三脚を使う場合は場所を選んで使いましょう。
カップル・家族連れにおすすめの夜の楽しみ方
弘前城の夜はロマンチックな雰囲気が漂い、カップルにはぴったりのデートスポットになります。特に「天守前のベンチ」や「下乗橋の端っこ」は人通りも少なく、ゆったりと紅葉を楽しめる穴場です。紅葉のライトアップを背景に記念撮影すれば、きっと素敵な思い出になるでしょう。
家族連れにとっては、夜でも安全に散策できる園内の整備が安心ポイント。ベビーカー対応の舗装道も多く、トイレの数も充実しています。また、屋台で販売されている「焼きリンゴ」や「アップルパイ」など、子どもにも人気のスイーツがたくさんあります。
夜は冷えるので、カイロやひざ掛けなどを持っていくと快適に過ごせます。とくに小さいお子さん連れの場合は、ライトアップ開始すぐの時間帯(17:00頃)を狙って、早めの帰宅を計画すると安心です。
ライトアップ限定のイベントやグルメ情報
紅葉まつり期間中の夜には、ライトアップと連動したイベントが開催されることもあります。2025年は「弘前城ナイトガイドツアー」や「ライトアップ記念コンサート」の開催が予定されており、地元の音楽団体による演奏や紅葉にまつわる解説が楽しめるとのことです。
また、ライトアップエリア周辺では夜間も営業している屋台が並び、温かい食べ物や地元の味を楽しむことができます。特に人気なのが:
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津軽そば(あたたかくて優しい味)
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焼きとうもろこし(香ばしい香りがたまらない)
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りんごスムージー(冷たいけど美味しい!)
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けの汁(津軽地方の郷土料理)
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アップルスイーツ各種(タルト、パイなど)
これらのグルメは昼間より夜の方がゆっくり味わえることが多く、ベンチで紅葉を眺めながらほっと一息つく時間も楽しめます。

アクセス・駐車場・混雑回避のコツ
人気の紅葉スポットである弘前城には、まつり期間中に全国各地から観光客が訪れます。そのため、アクセスや混雑回避の計画は非常に重要なポイントです。せっかくの紅葉狩りも、渋滞や満車の駐車場で時間を無駄にしてしまっては台無しですよね。この章では、公共交通機関でのスマートなアクセス法や、車で行く場合の駐車場情報、さらには週末と平日の混雑の違い、穴場の時間帯、渋滞を避ける裏技まで徹底解説。快適に弘前城を楽しむための知恵をお届けします。
公共交通機関でのアクセス方法
弘前城公園へのアクセスは、公共交通機関がとても便利です。遠方からの来場者は、新幹線や飛行機を利用して青森市や弘前市までアクセスし、そこからバスやタクシーで公園まで向かうのが一般的です。
主なアクセス方法は以下の通りです:
-
JR新青森駅から
→ JR奥羽本線で弘前駅まで約40分(快速利用)
→ 弘前駅から路線バスで約15分、「市役所前」または「文化センター前」下車、徒歩5分
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青森空港から
→ 弘前市内行きのリムジンバスで約55分、「弘前バスターミナル」下車後、徒歩15分またはバス乗り換え
-
弘南バス利用(市内循環)
→ 土手町循環100円バスで「市役所前」または「追手門前」下車が便利
弘前駅からはレンタサイクルやタクシーの利用も可能です。紅葉まつりの期間中は市内の交通量が増えるため、なるべく公共交通機関を利用するのがスムーズです。
車で行く場合の駐車場マップと料金
車で訪れる方も多い弘前城紅葉まつりですが、周辺の駐車場は限られており、特に週末や祝日はすぐに満車になります。以下は主要な駐車場情報です(2025年時点の予定):
駐車場名 |
収容台数 |
時間 |
料金(目安) |
徒歩距離 |
弘前市役所前地下駐車場 |
約150台 |
8:00〜22:00 |
30分100円 |
約3分 |
弘前文化センター駐車場 |
約80台 |
8:00〜22:00 |
1時間200円 |
約5分 |
土手町駐車場 |
約100台 |
24時間 |
上限600円/日 |
約10分 |
臨時観光駐車場(まつり期間中のみ) |
約300台 |
9:00〜21:00 |
無料(変動あり) |
約15分(シャトルバスあり) |
公園周辺の道は一方通行が多く、特に夜のライトアップ時間帯は交通規制がかかることもあります。事前に駐車場の場所を確認し、可能であれば早めに到着するのがポイントです。
土日と平日の混雑状況の違い
弘前城紅葉まつりは、平日と週末で混雑状況が大きく変わります。とくにライトアップ期間中の土曜の夕方〜夜は、最も人が集まる時間帯です。駐車場やバス乗り場が混雑し、写真撮影にも人が写り込むことが多くなります。
一方で、平日の日中は比較的空いていて、ゆっくりと散策することができます。特に火曜や水曜は観光客が少なく、静かな時間を楽しみたい人にはおすすめです。
混雑回避のためには、以下の工夫がおすすめです:
少し時間帯をずらすだけでも、かなり快適に観賞できますよ。
早朝・夕方の穴場時間帯とは?
混雑を避けて、静かな紅葉を楽しみたい方におすすめなのが「早朝と夕方の時間帯」です。
いずれの時間も防寒対策は必須。手袋やネックウォーマーがあると快適です。特に早朝は冷え込むため、温かい飲み物を持って行くのもおすすめです。
渋滞を避けるルートと裏技
まつり期間中は、弘前市内の道路が大変混雑します。特に弘前城周辺は交通規制がかかることも多いため、ナビ頼りだけでは対応が難しい場面も。ここでは渋滞を避けるコツと裏技をご紹介します。
まず、市街地の中心部を避けたルート取りが有効です。例えば、国道7号線から直接市内に入るよりも、県道3号線(弘前環状道路)経由でアクセスする方が比較的スムーズです。
また、「土手町エリアの南側にあるコインパーキング」を狙うのもひとつの方法です。中心部から少し歩くことになりますが、混雑を避けて入出庫がしやすいというメリットがあります。
さらに、「夜間は公共交通機関+徒歩の併用」が最強の裏技。弘前駅から歩いて15〜20分ほどで弘前城まで到着しますので、運動を兼ねて徒歩でのアクセスも検討してみてください。


弘前の秋をもっと楽しむ周辺スポット紹介
弘前城の紅葉まつりを訪れたら、ぜひ周辺の観光スポットやグルメも楽しんでみてください。弘前には、歴史と文化、自然、そしておいしい食が詰まった見どころがたくさんあります。この章では、まつりと一緒に楽しめる名所や地元で愛されるグルメ店、温泉宿の選び方、期間中に開催される関連イベント、そして日帰り・宿泊別のおすすめモデルプランを紹介。紅葉まつりだけで帰るのはもったいない!弘前の秋をまるごと味わいたい方にぴったりの情報をお届けします。
紅葉まつりと一緒に楽しめる観光名所
弘前城の紅葉まつりに訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしい周辺の観光名所がいくつもあります。短時間でも楽しめる場所を中心に、いくつかご紹介します。
まずは、徒歩圏内の「藤田記念庭園」。弘前城公園のすぐそばにあり、洋風建築と日本庭園の組み合わせが特徴のスポットです。秋の庭園は特に美しく、紅葉と洋館のコントラストが見どころ。
次におすすめなのが「弘前れんが倉庫美術館」。明治時代の酒造工場をリノベーションした建物で、現代アートの展示が中心。美術鑑賞のあとは、おしゃれなカフェで一息つくこともできます。
また、「津軽藩ねぷた村」では、津軽の伝統文化に触れることができ、大型のねぷたの展示や民工芸体験が人気です。子ども連れの家族にもおすすめの施設です。
移動に余裕がある場合は、「岩木山神社」や「百沢温泉郷」へのミニトリップも◎。秋の津軽の魅力をさらに感じることができます。
ご当地グルメが味わえるおすすめ店
弘前を訪れたなら、紅葉だけでなく地元グルメも楽しみたいですよね。紅葉まつりの後に立ち寄りたい、弘前の人気グルメスポットをピックアップしてご紹介します。
まずは定番、「大正浪漫喫茶室(藤田記念庭園内)」。りんごを使ったアップルパイが名物で、紅葉を眺めながらティータイムが楽しめます。窓際の席は早めに行くと確保しやすいですよ。
ランチには「中みそ(中三デパート地下)」が大人気。甘辛い味噌スープに中太麺が絡む弘前市民ソウルフード。寒い時期には体がポカポカになります。
夜におすすめなのが、「土手町の居酒屋 いなりや」。津軽の郷土料理が揃っており、けの汁や貝焼き味噌などが味わえます。地酒の種類も豊富で、大人の夜にぴったり。
スイーツ好きなら「ラグノオささき」のりんごスイーツや、「パティスリー山崎」のタルトタタンも外せません。
温泉や宿泊施設の選び方と予約のコツ
弘前城の紅葉まつりをじっくり楽しむなら、泊まりでの訪問がおすすめです。弘前市内にはさまざまなタイプの宿泊施設があり、好みに合わせて選ぶことができます。
駅近くには「ホテルナクアシティ弘前(現:アートホテル)」や「ルートイン弘前駅前」など、アクセス重視のビジネスホテルが多数あります。観光の拠点としてとても便利です。
また、弘前市郊外の「百沢温泉郷」や「嶽温泉(だけおんせん)」など、自然に囲まれた温泉宿も人気です。紅葉を眺めながらの露天風呂は格別。特に岩木山を望む露天風呂付きの宿は人気が高く、紅葉まつりの時期は早めの予約が必須です。
予約のコツは、「まつり期間の平日」を狙うこと。週末は数ヶ月前から満室になることが多いため、できれば2〜3ヶ月前の予約がおすすめ。また、旅館予約サイトのキャンセル待ち通知を活用するのも有効です。
紅葉まつり期間中のイベント一覧
紅葉まつりの期間中は、紅葉観賞だけでなく、さまざまなイベントが開催されているのも魅力のひとつです。主なイベントを一覧でご紹介します(※2025年は予定段階):
日程 |
イベント名 |
内容 |
10/18〜11/10 |
弘前城ライトアップ |
天守や公園内の紅葉のライトアップ |
10/22 |
津軽三味線ライブ |
野外ステージで地元奏者による生演奏 |
10/25〜10/27 |
秋のグルメ市 |
屋台で津軽の郷土料理やスイーツを販売 |
11/2 |
ねぷた囃子演奏会 |
紅葉とともに楽しむ津軽囃子の生演奏 |
随時 |
紅葉ガイドウォーク |
専門ガイドと歩く紅葉スポット巡りツアー |
イベントは天候などによって変更・中止になることもあるため、事前に弘前市観光協会のサイトやSNSで最新情報をチェックしましょう。
日帰りor泊まり?モデルプランでご紹介
「日帰りで行くか、泊まりで楽しむか…」悩んでいる方のために、2つのモデルプランをご提案します。
日帰りプラン(公共交通機関利用)
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8:00 新青森駅出発
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9:00 弘前駅到着・バスで弘前城へ
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9:30 弘前公園紅葉観賞(天守〜植物園)
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12:00 藤田記念庭園でランチ
-
13:30 れんが倉庫美術館 or ねぷた村
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16:30 ライトアップ鑑賞
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18:30 弘前駅発・帰路へ
1泊2日プラン(マイカーまたは新幹線+宿泊)
時間にゆとりがあれば、泊まりでのんびり楽しむ方が秋の弘前をじっくり堪能できます。

まとめ
弘前城紅葉まつりは、ただ紅葉を見るだけではなく、ライトアップや周辺観光、地元グルメまで楽しめる秋の一大イベントです。見頃の時期を狙って訪れれば、昼と夜で異なる美しい風景を楽しめます。
公共交通のアクセスも良好で、日帰りも可能ですが、泊まりでのんびり楽しめば、温泉やイベントも存分に体験できます。早めの計画と予約で、秋の弘前を満喫する旅に出かけましょう!

