赤ちゃんから少し大きくなり、
離乳食から普通の食事に移行したり、
支えなしで歩いたり、
少しずつ言葉を話し始めたり…。
一人でできることが増えてくると、
子どもの成長の早さに気がつきます。
次は何ができるようになるのか、
楽しみですよね。
そして通らなければならない道がまた一つ。
それは、
【トイレトレーニング】です。
初めて子育てをしていた私は、
『なんにそれ??』でした。(笑)
でもよくよく考えてみたら、
大人からしたらトイレって生理現象だし、
行きたいと思ったら一人でできるけど、
赤ちゃんの頃からおむつをつけていて、
いつでもやりたい放題だった子どもたちに、
【トイレとは?】
と教えるのは大変そうに感じました。
でも意外と簡単です。
その頃には意思疎通もできるはずなので、
自分の気持ち次第で乗り切れます。
その心構えと、
うちの娘のトイレトレーニングの様子などを
お話ししていきますね。
子供のトイレトレーニングとのハッピーな出会い
私がトイレトレーニングに出会ったのは、
娘が2歳になろうとしていた頃…。
保育園に通っていたのですが、
その保育園は布おむつ必須の園で、
『そろそろおしっこやうんちをすると
気持ち悪いって思うようになってくるので、
できる子からトイトレトレーニングを始めます。』
と言われました。
布おむつは紙おむつに比べて、
吸収力がないので、
その感覚がわかりやすいそうです。
園では布おむつのまま、
できる子は普通のパンツに移行していく…
という流れでした。
まだまだおむつの子も多かったのですが、
うちの子は汚れたおむつを
持ち帰る量も少なくなってきたので、
『やってみよう!』
という気になりました。
家では紙おむつでしたが、
トイレに行きたいと思ったら行く、
こちらから定期的に声をかける、
など、
自発的にトイレに行けるように促します。
夜も寝る前にトイレに行く習慣を
作りました。
そして何より、
おむつでしてしまっても、
がっかりしないことを心がけました。
トイレトレーニングの終了?!
そんなこんなでトイトレトレーニングを始めたのですが、
保育園では普通のパンツを
はく子が出てきました。
その子は娘より月齢が2か月早い子でした。
そして娘とも仲の良い子。
その子のパンツ姿を見て、
娘はあこがれるようになります。
先生にも、
『〇〇ちゃん、お姉ちゃんパンツ(普通のパンツ)、
はきたいんだね。
なら(トイトレトレーニングを)頑張らなきゃね。』
と言われていました。
そして家に帰ると、
『ワタシも、お姉ちゃんパンツほしい…。』
とつぶやくようになります。
子どものやる気に火がついた!!
と思った私は娘に
『お姉ちゃんパンツ買いにいこう!』
と次の休日に連れだし、
普通のパンツと
トレーニングパンツを買いました。
まだ漏らしてしまう可能性があるので、
トレーニングパンツから始めました。
日中はトイレに行く習慣を意識させながら、
トレーニングパンツで過ごす。
夜間はまだ怖いので紙おむつを使う、
そんな生活を想像していましたが、
現実は違いました。
娘はなんと、
『お姉ちゃんパンツがいい!!』
と言いだし、
トレーニングパンツを嫌がるようになりました!
よほどその友達のお姉ちゃんパンツが
うらやましかったようです。
なので保育園には普通のパンツを、
家ではトレーニングパンツをはいてもらいました。
(家でそそうをされると私がめんどくさいので…)
夜はさすがにおむつをつけてもらいましたが…。
保育園でお漏らしをしていないか
不安な日々でしたがもらすことなく、
すんなりパンツに移行できた娘でした。
家ではトレーニングパンツに漏らすこともあったので、
保育園では頑張ってくれていたんだ!
と思います…。
もっと苦労するかと思っていた
娘のトイレトレーニングはこれで幕を閉じました。
娘本人のやる気とプライドと、
大人へのあこがれによって…。
後になって気がつくのですが、
もともとトイレに行かない子だったようでした。
夜のおねしょも
片手で足りるほどしかありませんでした。
なのでそこまで苦労したエピソードがなく、
申し訳なく思います…。
他人と比べることはNGです!
あっけなく終わった娘のトイレトレーニングでしたが、
同じクラスのママさんに
『もう夜もおむつをはずしていますか?』
と聞かれたことがありました。
それは娘が年長さんになる1か月ほど前のことでした。
『起きてる時は大丈夫なんですけど、
まだおねしょしちゃうんで
おむつを外せないんですよね…』
と、そのママさんは相談してくれました。
比較的(?)トイレトレーニングに苦労しなかったので、
(どうしよう…)と思いつつ傷つけないように、
『うちの子は小さい時から
おしっこの回数が少なくて…』
『たまにおねしょもありますけど、
汚れるのは仕方ないと割り切ってますよ。』
と、ほんとに数少ないおねしょ時の
エピソードをしぼり出しつつ、
話をしました。
ちょっとだけ自分の幼少期の記憶も
混ざってたかもしれません。
(私は自分の記憶の限りでは、
年長さんぐらいまではおねしょをしていたもんで…)
それぐらいの年齢になると、
おねしょをして怒られたり、
あきれられたりすると、
傷つくのはもちろん子供自身です。
自分でもダメなことをしたって認識があるので、
本人もつらいんですよね。
なので、
『まだしょうがない!
そのうちなくなるよ!』
というおおらかな気持ちでいることが
大事です。
『ほかの子はみんなできてるのに…』
と自分や子どもを責めないこと!
そのママさんも私の話を聞いて、
『やっぱり個人差がありますよね…』
とさみしそうではありましたが、
自分の中で折り合い(?)がついたようでした。
(単純に私のアドバイスが
参考にならなかっただけかもしれませんが…)
子どもの成長はみんな一緒ではありませんので、
自分はどうするのか、
どう見守り、
どう対処していくのか、
これは親としての役目です。
どうか他の子と比べることだけはしないよう、
それだけは覚えていてください。
まとめ
私の娘のトイレトレーニングは、
実はまだ終わっていません。
どうしても夢中になることがあると、
トイレを後回しにしてしまうことがあります。
トイレに行きたいと思ったら、
我慢せずに行くように言うのですが、
なかなか…。
あと小学生に上がりたての頃は、
うんちを漏らしてしまうこともありました。
今までなかったのに…
それはきっと環境の変化による
ストレスなんだと、
先輩ママに教えてもらいましたが。
未だにショックな出来事でした、
私にとって。
でも娘を責めることはせず、
漏らしても誰も怒らないし、
困ったときは先生に相談する。
遊んでる途中でもトイレに先に行く、
ということを話して聞かせました。
(しばらくは心配でトイレ後の
娘のパンツをチェックしてしまいましたが…)
今でもたまーに拭き残し問題が発生していますが、
振り返れば少しずつでも進歩してきたものです。
どこがゴールだったのか、
果たしてゴールにたどり着いてるのかは
いまだにわかりません。
誰しも最初からなんでも一人で
できるわけではありません。
子どものペースを守りつつ、
少しづつ上手にトイレに行ける姿を
見守ってあげて下さいね。
最期までお付き合いくださり
ありがとうございました。