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着物を着せて、髪を整えて、いざ写真撮影。ところが子どもは「もういや!」と泣き出し、せっかくの晴れ着のまま床に寝転がる。まわりの家族は困り顔、親は汗だく——。
七五三や秋の家族写真は、楽しみな行事である一方で、「思ったような写真が撮れなかった」という声もよく聞きます。準備に時間もお金もかけたからこそ、うまくいかないとがっかりしてしまいますよね。
この記事では、七五三や秋の家族写真の準備と、子どもが疲れない撮影のコツを紹介します。そして記事の後半では、「完璧な1枚」より大切にしたい写真の話をします。
七五三の基本をおさらい
七五三は、子どもの成長を祝い、これからの健康を願う行事です。一般的には、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いをすることが多いと言われています。数え年で行うか満年齢で行うかは、地域や家庭によってさまざまです。
お参りの日は11月15日前後が伝統的な目安ですが、最近は混雑を避けて10月〜11月の都合のいい日にお参りする家庭も増えています。写真撮影だけを先に済ませる「前撮り」を利用する人も多いですね。
七五三・家族写真の準備チェックリスト

1. 日程は「子どもの機嫌」を最優先に
撮影やお参りの日は、子どものお昼寝の時間を避けた、機嫌のいい時間帯を選びましょう。午前中の早い時間は、比較的スムーズに進むことが多いです。
2. 衣装は事前に一度「試着」する
当日初めて着物を着ると、慣れない感覚に子どもが嫌がることがあります。事前に一度着てみて「かっこいいね」「かわいいね」と褒めておくと、当日の気持ちが違います。
3. 草履や靴は履き慣れたものも持参
草履は歩きにくく、足が痛くなりがちです。移動中はいつものスニーカーに履き替えられるよう、袋に入れて持っていきましょう。
4. おやつと飲み物、着替えを準備
待ち時間が長くなることもあるので、こぼれにくいおやつとストロー付きの飲み物があると安心です。汚れてもいいように、着替えも一式あると心強いですね。
5. 家族の服装の色をそろえる
家族写真を撮るなら、大人の服装の色味をなんとなくそろえると、写真に統一感が出ます。主役の子どもが引き立つよう、大人は落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。
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子どもが疲れない撮影のコツ

撮影は「短く、何回かに分けて」
子どもの集中力は長く続きません。10分撮ったら休憩、くらいのペースで進めると、表情が固くなりにくくなります。
「笑って」と言わない
「はい、笑って!」と言われると、子どもの笑顔はかえって固くなります。それよりも、変な顔をしてみせる、好きなキャラクターの名前を呼ぶ、しりとりをするなど、自然に笑える声かけのほうが効果的です。
ぐずったら、無理に続けない
泣き出してしまったら、いったん撮影を中断しましょう。抱っこして落ち着かせたり、おやつを食べたりして、気持ちが戻ってから再開すれば大丈夫です。泣き顔の写真も、あとで見返すといい思い出になることが多いですよ。
「ごほうび」を用意しておく
「撮影が終わったら、好きなジュースを飲みに行こうね」など、終わったあとの楽しみを伝えておくと、子どもも頑張りやすくなります。
お参り当日の流れの例
- 朝:いつもどおり朝ごはんを食べ、着付けは出かける直前に
- 午前中:神社でお参り。混雑を避けるなら早めの時間に
- お昼:着物のまま食事をするなら、汚れ防止のエプロンやタオルを
- 午後:写真撮影は前撮りで済ませておくと、当日の負担が減ります
- 帰宅後:早めに着替えて、ゆっくり休ませてあげましょう
1日にすべてを詰め込むと、子どもも大人も疲れてしまいます。お参りと撮影を別の日に分けるのも、無理なく楽しむためのひとつの方法です。
スマホでもきれいに撮れる、家族写真のコツ
スタジオで撮らなくても、スマホで十分に素敵な写真が撮れます。ちょっとしたコツを押さえておきましょう。
- 子どもの目線の高さで撮る:大人がしゃがんで撮るだけで、表情がいきいきと写ります
- 逆光を避ける:太陽を背にするより、やわらかい光が顔に当たる向きで撮ると明るく写ります
- 連写を使う:動きの多い子どもは、連写で撮っておくと「いい表情」の1枚が見つかりやすくなります
- 引きの写真も撮る:顔のアップだけでなく、神社の鳥居や紅葉など、その日の景色が入った写真もあとで見返すと楽しいものです
また、撮る側の家族も写真に入ることを忘れずに。パパやママが写っている写真が少ない、という家庭はとても多いです。三脚やセルフタイマーを使って、全員で写る1枚も残しておきましょう。
祖父母と一緒にお祝いするときのポイント
七五三は、祖父母にとっても楽しみな行事です。一緒にお祝いするときは、事前に当日の流れを共有しておくとスムーズです。「お参りは10時、写真は前撮りで済ませる、お昼は近くのお店で」など、簡単な予定を伝えておくだけで、当日の「どうするの?」が減ります。
遠方で来られない祖父母には、当日の写真をすぐに送ってあげると喜ばれます。子どもからの「ありがとう」の動画を添えるのも素敵ですね。
「完璧な1枚」より、大切にしたい写真
ここで、少し考えてみてください。10年後、20年後に七五三の写真を見返すとき、心に残っているのはどんな写真でしょうか。
スタジオで撮った、きちんとした笑顔の1枚は、もちろん素敵な記念になります。でも、泣いて寝転がっている写真、草履を脱ぎ捨てて走り回っている写真、おじいちゃんに抱っこされて眠っている写真。そういう「うまくいかなかった瞬間」の写真こそ、あとで見返したときに、家族みんなで笑える思い出になることが多いのです。
七五三の本来の目的は、きれいな写真を撮ることではなく、子どもがここまで元気に育ってくれたことを、家族で喜ぶことです。思いどおりの写真が撮れなかったとしても、その日を家族で過ごしたこと自体が、何よりの記念になります。
だから、当日は少し肩の力を抜いてみてください。完璧を目指さず、その日の子どもの「ありのまま」を残す。そう考えるだけで、撮影の時間がずっと楽しくなるはずです。
撮った写真は「飾る」と、もっと特別になる
せっかくの七五三の写真も、スマホの中にしまったままでは、見返す機会が少なくなってしまいます。お気に入りの1枚は、リビングなど家族の目に入る場所に飾るのがおすすめです。
たとえば「LYLY(リリー)」は、好きな写真を透明なアクリルパネルに印刷して、オリジナルのインテリアやギフトにできるサービスです。七五三の記念の1枚を飾ったり、祖父母へのプレゼントにしたりするのもいいですね。
サイズや料金、納期は、公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
まとめ:七五三は「成長を喜ぶ日」
- 日程は子どもの機嫌を最優先に、衣装は事前に試着を
- 草履の替え靴、おやつ、着替えを忘れずに
- 撮影は短く区切り、「笑って」より自然に笑える声かけを
- お参りと撮影を別の日に分けるのもおすすめ
- 完璧な1枚より、その日の「ありのまま」を残す
七五三の日は、子どもにとっても、家族にとっても特別な1日です。うまくいかないことがあっても大丈夫。泣いても笑っても、その日の姿がいちばんの思い出になりますよ。

